105回対策5月コースの10ヶ月

私は、去年の今頃、予備校どこにしようと悩むことなく、薬ゼミにしました。

その時期は、気分も落ち込みがちだったのでもう直感で決めました。

いろんなコースがあることも知っていたけれど、薬剤師になるしかない、受かるしかない、という気持ちから、少しでも長くしっかり勉強したいという気持ちから、5月コースしか視野になかったです。

 

しかしながら、ネットで104回の薬ゼミ5月コースのことを検索しても、実際薬ゼミに問い合わせても、具体的な10ヶ月をイメージすることができず、もやもやした気持ちで、開校日を迎えたことを昨日のことのように覚えています。

 

そういった方が、少なからずいらっしゃるかもしれない、と思ったので、

今回は自分の通った5月コースの10ヶ月をどこよりも詳しくご紹介したいと思います。

この記事が、少しでも多くの方々の参考になれば、、と思いながらまとめさせて頂きます。

 

 

どのコースを通うにしても、学生の私たちにとって、家族による金銭面でサポートが必要になる場合がありますが、5月コースは、薬ゼミのコースの中で最も高額です。

しかしながら、高額な分、薬ゼミに存在するコースの中で、最も合格率が高く、合格者が多いのは5月コースです。

 

内定先がいくらか負担してもらえたり、皆勤でいくらかキャッシュバックがあったり、細々としたサービスはありますが、それでも浪人すると、金銭面でどうするかの話し合いは必要不可欠であると思います。

(私の時は、皆勤で、10万円のキャッシュバックが存在しました)

 

ご家庭の状況は、各々で異なるとは思いますので、落ち着いてお話し合いをして、高額でありますが、薬ゼミに通うならば、5月コースに通うことを強くお勧め致します。

 

 

 

 

 

 

ここからは、私自身の通った5月コースの流れを包み隠さずお話します。

各教室、取り組みが若干変わってくると思いますし、あ、このカリキュラムは、これは◯◯教室のことだな!と分かる方は分かると思います。

どこの教室が分かっても、私自身は、教室名自体は公表するつもりはありませんので、

SNSで、この記事を参考にして、◯◯教室はコレをしてらしい!、あのブログ主は◯◯教室だったんだ!、というような拡散や口外は出来るだけ避けて頂きたいです🙇‍♂️

宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

【5月コースの流れ】

4月:

→スターティング講座

週2、3回程度、各科目1日3コマ程度の講座が10日間ほどあった。参加者は5月コースの半分程度だった。内容は基礎事項、簡単なレジュメが配られて、それに沿って講義していった。青本は4月中旬?まで手元になかった。

 

5月:

→•GWあけに入校式があり、薬ゼミのカリキュラムの説明や紹介、勉強方法ガイダンス、ちょっとした懇親会があった。

 

→•入校式の次の日に、200数問程度の基礎レベル程度の試験をした。極端に得点率が低い人のみ、1ヶ月期間の強化期間が設けられ、強化期間中、時間指定で自習室の強制利用や確テ週テの基準を個別で設けられてた。1ヶ月間クリアできた人のみ、強化対象外となった。

•アドバイザーが決まる。個別に自分専用で1年間相談できる先生がいる。

 

5月〜9月:

→•青本講座スタート。青本の読み込み⇨白本A問題(基礎問題)を完璧にすることが目標。青本講座内で全科目、ひととおりする。講義2、3回⇨まとめ講義1回(それまでの授業内容の復習として問題を解く)が基本の流れ。

•私の教室は5月コースだけで200名弱。2つのクラスに分けられた。

•朝9:30から確認テスト後、60-70分5-6コマの授業(はっきり覚えてません泣)、17:30頃終了。基本休み時間は10-15分くらい。昼休みは、40分くらい。基本、土日休み。たまに、教室の取り組みで、下位層のみ土曜日補講もある人もいる。私の教室は、土曜日補講は少なかった。

•毎朝、朝プリント。8:00〜9:15まで配布された。これは年間通して教室独自の取り組みかちょっと自信ない。内容は教室独自の可能性大。内容は化学の構造式、衛生知識、生物知識、計算問題。毎日1科目ずつ、10問ほどランダムに問題をB5サイズ1枚に問題形式にしてくれてる。(ここから出します、というように、あらかじめ答えのプリントが配られてる。入校式後にまずは実力を試そうといことで、答えのプリント無しでノー勉で全問題試験した、その後夏前に定着を確認するための試験をした)

•放課後に、実践対策に10分程度の読解力向上問題解き。

•座席は初めは薬ゼミがランダムに指定、2週間後に座席希望が出せた。その後は、統一①まで席替え無し。

•各授業の日に、振り返りプリントが配られて、その日の授業内容の簡単な概要まとめプリントが配られる。これは全国共通。科目によっては、直前期まで使えるものも存在する。あくまで振りプリは確認するためだけのツール。

•各授業日の次の日に、その内容の確認試験が9:30-10:00の間で毎日実施。全国共通。難易度 易〜中。基本一問一答形式。マークシート。最大で50問。計算問題があっても延長はほぼ無し。計算は先に取り組むこと。一問一答のみでも時間カツカツの時も。たまに過去問の理論形式、実践形式も。確テは9割が目標

•その後、確認テストの平均点、獲得点数、順位、正答率を事務の方が張り出してくれる。薬ゼミの学籍番号で張り出し。平均点、獲得点数のみネットでも確認できる。

•週明け月曜日は9:30-10:30が試験時間。よって、月曜日のみ講義終了時刻も30分遅れる。前週最終講義日の確認テスト+前週分の週間テスト。週間テストは、確認テストから出題するというわけでもない。各確認テスト内容から10問ずつで、最大50問。一問一答。マークシート。問題の切り口が変わってることが多い。週テは9割が目標。年間通してどの週も9割到達者はだいたい上位10%程度だった。これも、確テ同様、成績張り出し&ネット掲載あり。

•月頭第2週目の月曜日に、前月内容の月間テスト。過去模試内容と新問題のシャッフル、70-100問程度(たぶん)、国試形式、マークシート、2〜3時間の試験、難易度は中〜難、70%以上が目標、全国共通で同日受験、成績張り出し&ネット掲載あり。その日は月間テストと週間テストのみで講義無し。私の教室は、65%以下は居残り補講あり。クラスの半分以上が居残り対象だった。

 

7月:

•7月末に中間テスト。朝から夜まで全科目。全国共通。問題は必須と理論のみ、カルテあり、過去模試のモディファイのようなもの。模試よりも簡単。模試のリハーサルのつもりで勉強、受験すると良い。自分の立ち位置、苦手や得意範囲の確認として利用する。成績の張り出しは無かった。

 

8月:

•お盆期間に10日間ほど夏休み。教室によって課題が出されることも。私の教室は無し。

•月末に夏休み明け試験。各教室独自の試験内容。私の教室は、A問題のモディファイ。成績下位層のみ強化対象となる。成績張り出しのみ、ネット掲載は無かった。

 

9月:

統一①。薬ゼミにて受験。座席は指定される。受験後週明けに、模試解説講義が3日間あり。各科目2時間程度。正答率や難易度をどこよりも早く聞ける。模試解説講義内容の全国共通の確テあり。(週テは無し。)試験4〜5日後にカルテ返却前に電子カルテが先に公開される。各々のアドバイザーと面談スタート。成績内容で、科目ごとで特に指導が必要とされる学生は科目アドバイザー対象者(各科目10〜20人)に指定され、統一②まで別課題追加。統一②の成績で科目アドバイザー対象者の総入れ替え。統一後、希望者のみ席替え。成績がよろしくなかった人のみ、座席指定されていた。模試結果は、3回とも各教室ごとの成績張り出しは一切なかった。

 

9月〜12月:

•演習講座スタート。白本B問題(難易度は中〜難)中心に演習⇨捕捉内容の講義の流れ。確テ、週テ、月テシステムは変化は無し。朝プリントは理論、実践形式の計算問題に。

 

 

1月〜2月:

•教室として冬休み課題は、過去問の必須問題解きのみ。冊子にまとめてくれてたけど、提出とかなかったので私はめんどうでやらなかった。

•お正月休み明けに白本テスト。全国共通、朝から夜まで、内容は過去模試、過去問、新問題のシャッフル、国試形式、難易度は模試よりも簡単。80%以上で合格ラインらしい。(私は基準は超えてた。)成績は張り出しのみ。

•朝プリントは、各科目20-30問程度の推し問プリント。

•その後直前講座スタート。確テ、週テ、月テ無し。模試の解き直し講義、各科目レジュメ配布、問題演習後、薬ゼミの今年度のヤマを中心に捕捉講義、だいたい15:00まで。追加の問題演習プリントとかもあって、何からやったらいい?状態に陥りやすいから注意すべきなのがこのへん。余裕がある人は、全部手をつけれる。

•薬ゼミ生も現役生同様ヤマかけの日が存在する。でも内容は、直前講義の授業で説明済みなので、はじめまして感はない。(そしてめちゃくちゃ当たったというわけでもない。。)

•国試3日前にやまかけ=出陣式=薬ゼミ最終日。これにて薬ゼミ生活終了!

 

 

【私の教室の特徴】

•この5月コースから何人受かったか?というような確信的な質問をしても、ふわっとしたことしか教えてくれなかった。でもなんとなく、全国の5月コースで1番多いのだとは思う。

•今年度の私の5月コースのフェードアウトは見た感じ、20〜30人ほど。

•5月初めの懇親会、ハロウィン、クリスマス会あり。簡単なイベントだけど、体張って盛り上げてくれる。

•確テ週テの基準を達してないからといって、課題はなかった。他の教室は確テ週テの成績で課題の有無が決まるところも。

•月テ後、科目ごとで順位が出る教室もあるそう。私の教室はなかった。

•休み期間中の課題のゆるさは全国一だったかと。

•朝早くから勉強、放課後遅くまで勉強、休み時間も勉強してる人が多かった

•休み時間は私語厳禁というような厳しい取り締まりがなくても、常識がある人が多かったと思う。休み時間もみんなでワイワイ!という人は少なかった。

•治安悪い人はいなかった。人に迷惑をかけるタイプは居なかった。

•薬ゼミ内5月コースで、全国トップレベルだった(入校するまで知らなかった)月テ、模試はだいたい全国トップ。

•賢い人が多かった。全体的に褒められることも多かった気がする。先生のうざったい過度な激励はなかった。(浪人生の繊細な気持ちにガシガシ突き刺さる煽りをする人はいる。私は今となってはありがたかった。)

•模試全国順位ひとけた代が各クラス数名いた。(総点順位、科目順位で見た時両方。総点順位では表彰されてる子いたし、友達は病態全国3位だったし、私も衛生全国4位とったことあった。科目順位でひとけた代の人は絶対たくさんいる。)

•先生は皆、仲良し(ぽかった。)30代の講師多め。私は賢い先生が多いと思った。教え方も上手だし、自分の頭で考えさせる授業をしてくる先生が多かったと思う。薬ゼミの出身者も多い(おそらく話聞く限り在籍時は成績上位組。)質問、口頭試問、相談ごとは丁寧に対応してくれてる方だと思う。自分も浪人生活を経験している人が多いからか、皆、ものすごく優しい。その優しさに、甘えすぎない程度に上手に甘えると気持ちも楽になる。

•リトライ組(多浪生)は半分くらい。

•私の教室では、国試1日目の夜にある検討会というものは無かった。検討会とは、1日目の傾向から2日目の問題を予想してくれるそう。疲労がすごいと思ったので、もし私の教室であったとしても、行かなかったと思う。国試2日後の夜のみ、お疲れ様会してた。

•例年は、合格者のみ合格パーティーがあったみたい。コロナの影響で中止に。

•文句といえば、、オープンスペースが、指定席?ぽい雰囲気があって、は?と思ったことがあったこと。女子が多くトイレが並ぶことくらい。先生との距離が変に近い人もいる。

 

 

5月コースの私の感想も昨年末にまとめてました。

よかったら、参考にしてください!!

年内薬ゼミ生活終了! - 第105回国試を目指したバレリーナな薬ゼミ生