第106回国家試験合格おめでとうございます!

全受験生の皆さん、今年1年国家試験の勉強お疲れ様でした。

そして合格された方はおめでとうございます。

今年は本当にしんどい受験生活だったかと思います。

その中でも一生物の免許を取得した皆さんは、これからなんでも乗り越えられると思います。

まずは支えてくれた家族に感謝の気持ちを伝えてあげてくださいね、そして自分へのご褒美も忘れずに✨笑

 

そして、浪人生として1年を過ごしたのち、リベンジ果たし薬剤師になれた皆さん。

本当にお疲れ様でした。

沢山のプレッシャーや山、辛さを乗り越えて合格したからこそ、真の強さを持った薬剤師になれると思います。

本当におめでとうございます。

 

 

来年再チャレンジとなった方もいるかと思います。

人生は長いです。

私は浪人して思いましたが、薬剤師は慌ててなるものではなく、十分な知識をつけてからなるものだな、と感じました。

もうこの歳だから働かなくちゃ、学生卒業しなきゃ、という意味で薬剤師になるというのは、意識としては不十分だったんだなと私は学びました。

知識不足が原因で薬剤師になれなかったのなら、きちんと知識をつけてから現場に立つことが会社としても、薬局としても、病院としても求められます。

薬剤師として働かせてもらう以上は、場所によれば知識、技能がほぼ備わっていると見越して採用されている職場もあります。

もう1年、薬剤師になるための勉強期間、充電期間があるのは、長い薬剤師人生の中で自分の軸になるし、プラスしかならないです。

大丈夫!

社会に出れば、浪人だろうが現役だろうが無関係、現場で使えるもん勝ちです!笑

なので、もう1年勉強することを、ネガティブに考えすぎないでね。

思ったよりも世間には浪人経験者は多いですし、当然ですが、それきっかけで煙たがられることなど一切無かったです。むしろそれきっかけで上司と仲良くなる場合もあります。(私の上司も薬ゼミ出身でした笑)

 

 

 

私のことを少しお話しさせて頂くと、、

入社時から一度も辞めたいと思うことなく、職場環境や人間関係にも比較的恵まれた場所で薬剤師としてお仕事をさせて頂いてます。

まだまだ短い薬剤師生活ですし、知識不足、経験不足、世間知らず、業界の勝手知らずを痛感して悩むことも多かったです。

自分のために勉強しなおそうと、最新の青本を買い直して薬学知識の再確認、本屋に行って本を買い漁りまたメモリーツリーを作ってみたり、調剤報酬の自己学習、認定薬剤師取得のためのイーラーニングや外部講習参加なども取り入れて、

患者様により必要とされる、職場により必要とされる薬剤師を目指して、がむしゃらではありますが奮闘中です。

バレエのレッスンもサボらず、仕事の合間を見つけては自分の大好きな趣味も続けています。

最近は、読書、日記を書く、Netflixを見ることも趣味になりました。

 

合間合間に、沢山の質問箱を頂き、DMを頂き、その度にたくさんの薬学生が頑張っているのだから、自分もまだまだ頑張ろうと自分に喝を入れてました。

回答にお時間頂くことが多くてすみませんでした。

回答しながら、私自身が学ばせて頂くことも多く、良い経験になりました。

たくさんの方に、ブログや質問箱の内容を参考にして頂き、しんどかったとだけ思ってた自分の薬学生活、浪人生活も捨てたもんじゃ無かったのかも、と思いました。

今思っても、薬剤師にして頂いた薬ゼミには感謝しています。

本当にありがとうございました。

 

国試が終わってから合格発表まで、沢山の嬉しい報告をいただきました。

私のブログが少しでも力になったのなら、浪人時代の苦しい時期にブログを書いてて良かったなぁと心からそう思いました。

 

 

1年でいろんな出来事がありましたが、印象深いのは、

対応した患者様に名前を覚えてもらえて対応を気に入って頂けたのか個人的なプレゼントを頂いたこと、、

私が直接の原因ではないものの、スタッフを代表して患者様と電話対応していた中、「薬剤師免許返納しろ」と厳しいご意見を頂いたこと、、

私が疑義紹介を行ったことに対して患者様からかなりのお怒りを受けたものの、電話越しにDr.から「薬剤師として君は正しいことをした、ありがとう」と普段ではあり得ないお褒めのお言葉を頂いたこと、、。

 

 

 

薬剤師という括りで見ると

私などまだ知識も経験も未経験すぎるぺーぺーの自分ですが、

1年経験して学んだのは

 

「薬剤師として対応した以上は最低でも、処方箋に記載ある日数またはそれ以上、長く見るとその患者様の人生を、自分が全責任を持たなければならない」

 

ということ。

 

それは新人だろうがベテランだろうが浪人してようが現役だろうが無関係、

患者様からお金を頂いて薬を自分が渡している以上、患者様に対して責任を持つのは処方したDr.だけではなく、場合によっては薬剤師も同じくらい、またはそれ以上の重い責任が伴います。

 

処方箋に記載あるのが、3日分のロキソニンだろうが、3ヶ月分の糖尿病薬だろうが、最後に自分が出した以上は、何かあった場合は最終は自分に全責任があります。

 

責任を持ちたくない、と思うのが人間の性ですが、責任が伴うからこそ、厚生省が認めた人しか薬剤師になれないんですね。。

実際私も責任持ちたくない!と、そう思っていた時期も実はあります。

 

しかし、それが嫌だなと思っていては

おそらく薬剤師として勤めるのはいつか難しくなるんだなと悟り、少しずつマインドチェンジしていく必要があると感じ、現在に至ります。

 

いろんな薬剤師の方がいると思います。

全然キツくない!楽しい!大好き!とおっしゃっている先輩も、

今思えばおそらくは薬剤師になった後でも自己研鑽を怠らず患者様とも真摯に向き合う意識をしているからこそ、心から仕事を楽しめるし続けられるのだなと感じます。

 

 

 

 

長くなりましたが、

勉強アカウントとして受験生の方と関わるのは、106回までと決めてたので、Twitterの勉強アカウントとしては2021.3月を持って終了しました。

 

1年を通して500回以上の質問を頂いた質問箱も、折を見て終了させて頂きました。

沢山の質問、そしてDMの数々、、私にとってはいろんな出会いがあり、学びがありました。

 

自分が薬剤師になるための奮闘記が、少しでも後輩の役に立てるのならば、、という気持ちでこのブログは当分の間は残しておきます。

 

今後は、以前から申し伝えていたとおり、個人的に受験生に質問対応やアドバイス、は控えます。

 

今ブログ読んでても、自分のあの時の意識ってすごく高くて、とても濃い浪人生活送ってたなぁと我ながら思います笑

 

ここまで私に少しでも関わって頂いた全ての方、本当にありがとうございます♪

 

このような形で、勉強アカウントを終了できるのはありがたいことだな、と思ってます。

 

また何かありましたら、このブログを更新しているかもしれません笑

その時はチラッとしでも覗いてもらえたら。。💓

 

それでは。