具体的に取り入れた勉強法
先日のブログで、私はメンタリストダイゴの「超効率勉強法」をかなりたくさん読みこんだ、ということをご紹介しました。
ちなみに、その本は、こちら。
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ちなみに、
週間テストは、青本講座では8割〜9割、演習講座ではほとんど9割(毎週上位10%以内)取ってました。
月間テストは、だいたい70-75%代(毎月上位40%以内)でした。
第104回→217
統一①→242 A判定(上位10%以内)
統一②→243 A判定(上位10%以内)
統一③→237 B判定(上位30%以内)
第105回→235 (2/27現在 平均232)
です。
参考までに。。
メンタリストダイゴが提唱する勉強法で、具体的に何を取り入れたのかをご紹介します。
人それぞれ向き、不向きがあります。
ここで、ご提案したものを全ての受験生の皆さんが取り入れたからと言って、全員が同じように成績が上がるとは思っていませんし、
私自身ももっともっと改善すべき点があったのでは、と思っています。
•授業中、勉強中、細かくミニテスト
→ノートをとるとき、青本を読み返す時、1ページ読むたびに目を閉じて何が書いていたかすべて口で言えるくらい思い出す作業をしました
•ノートを取る時と覚え直す時に、クイズ化
→青本を読んで、まとめたい時、覚えたい時、青本を閉じてから、内容を思い出しながら書いてました
•勉強前にパズルゲームをする
→高速でパズルゲームをすることで、頭の体操をしてました
•復習を何度もする癖をつけた
→薬ゼミでは授業の次の日に確認テストがありますが、その次の週の月曜日に週間テストがあります。確認テストの勉強はもちろん、その週間テストの勉強を怠らず、日曜日にきちんとその1週間の総復習をする癖をつけました。
また月間テストといって、その一か月ぶんの復習テストの勉強もしっかりしっかりやって、定期的な復習を癖づけました。覚えてるからいいやじゃなく、忘れているところがないか、という気持ちで復習してました。
参考記事↓
私なりの確テ週テ月テ対策 - 第105回国試を目指したバレリーナな薬ゼミ生
•勉強前に5分ほど数字だけ数えながら深呼吸
→これは、5月からの入校時〜模試〜国試本番までほぼ毎日してました。頭の中のざわざわや、不安、疲れなどは、頭の中を空っぽにして何も考えずただ数字をひたすら数えながらゆっくり深呼吸することで、少しずつ消えていくそうです。ダイゴが言ってて、ほんとに?と疑い半分でやってましたが、私は、これをすると何故かスッキリ落ち着くし、不安やざわざわがこの深呼吸のおかげでその一瞬だけでも忘れました。この一瞬だけでも忘れるという時間の積み重ねが、無心で効率良く勉強する時間につながるそうです。一般的にいうと、瞑想ってやつです。
•勉強中、模試前、国試前は、自然音を聞いて勉強
→これは、ダイゴもだし、薬ゼミの先生も言ってました。森のせせらぎや、川の音、海の音などの自然音は、脳の集中力を上げるそうです。これは今年1年徹底して継続したことでした。
•模試後〜国試前の直前に、実務のメモリーツリーをつくった
→これも、ダイゴ提唱です。これは、間違いなく、薬学6年制国試で初めて2日目の実務全体の平均速報値が過去最低の年(予備校が国試直後に速報総評を出した時点での数字なので、最終どの点で落ち着くかは不明です。)
難易度の高かった年の実務で、点数が平均以上取れた理由です。
ブログにも書かせて頂いていましたが、実務が1番苦手意識があり、実は、統一①→②→③と回数を重ねるごとに実務の点数は落ちてました。
最後の模試は、実は、実務はD判定でした。
国試で、唯一、盛り返せたんです。
このようにA 4の用紙をつなぎにつないで、薬剤TDM、化学構造式、薬理学的知識、病態知識、実務知識、関連事項、似たような事例、ひっかけポイント、、、などなど
いろんな知識をつなげていました。
これがなければ、実践で稼げず、落ちてたとおもう。
見づらいですが、、、。
例えば、メトトレキサートと言われたら、
①投与方法(週6mg、MAX16、12hごと、副作用骨髄抑制予防に1〜2日後に葉酸、治療にホリナート)
②骨髄抑制は、血小板が減ること
③メトトレキサートのTDMは3回
④妊婦に禁忌
⑤避妊が必要(女は一月経周期、男は3ヶ月)
⑥腎排泄
⑦テトラヒドロ葉酸の生成を抑制
⑧構造式にグルタミン酸がある
⑨エトドラクと併用でPG減る、腎障害悪化
⑩リウマチ時、インフリキシマブと併用
など、これだけのキーワードが出てきますよね。
そこから、
②骨髄抑制を起こす薬は他にもある
③他のTDMの基準は?
⑥腎排泄のものは他はなに?もっとあったな。
④⑤も他ももっとあるし習った、
⑦構造は?
⑧なんでインフリキシマブと併用するの?
他にも、効果発現が遅い、間質性肺炎もおこす、じゃあ、効果発現遅いものは、プレカバリンもあったな、間質性肺炎おこすものは『v6にアシゲリシテフメ』のゴロ、KL-6が上がるんだな、よく間違えるIL-6は膵炎の時に上がるんだよね、間質性肺炎の初期症状は乾性咳、湿性ラ音、ねんぱつ音、間質性肺炎は肺活量80%未満の拘束性肺炎だな、、、など繋げたら無限です。
そこから、あ、プレカバリンって、鎮痛補助剤、他にも鎮痛補助剤は?これの使い方は?構造に何があったっけ?プレカバリンの排泄はどこ?副作用は?オピオイドラダー全てまず書いてみよう、オピオイドの排泄経路は?副作用ってなに?副作用対策は?レスキュードーズってなに?計算方法は?
というようにどんどん無理やりでもいいので繋げていけます。
実際これらは、青本もこの紙も捨ててしまったので、今も何も見ずに書いてます。それくらいチャンク化、メモリーツリーの脳への定着はすごいです。
これは、勿論国試会場でも持っていきましたし、2日目の休み時間はだいたいこれ見てました。
国試の本番も、問題文見て、薬が書いてあったら、まずは、問題文に飛びつくよりも、自分の頭の中のメモリーツリーを引っ張り出してきて、ワーーっとキーワードを書き出して、そこから解いてました。実際、問題文みなくても、
「この2つの薬が並んでる、、もしかして、このことをききたいのかな、、、やっぱりそうですよね」ということばっかりで、答えを探す時に、自分のメモリーツリーとの答え合わせみたいになってた問題もありました。
•問題解くよりも青本を読み込む
→これは、メンタリストダイゴが言ってたわけではないですが、
授業内容をしっかり頭に叩き込めば、9割型の白本の問題は解けるな、と5月の時点で確信したので、
青本9:白本1 の割合で勉強してました。
ちなみに、白本は、
1回目→授業中に解いたあと、
あとは、2回目→次の日、3回目→週末、4回目→月テ前に、
2回目以降は全てサラッと見ただけで、それ以降は統一3以降まで、ちゃんとした解き直しはしてませんでした。
化学だけは特別に頻度高めに白本は解いてました。
統一3以降に、ブログでも過去記事に残っているように、
薬病法実 の4科目の章末、97-102の2日目を、全て説き直しただけです。自分で行った問題演習はそれくらいです。
参考記事↓
国試前最後のブログ - 第105回国試を目指したバレリーナな薬ゼミ生
かわりに、青本は次のページに何が書いてあるかも覚えるくらい何百回と、読み込んでました。
(ちなみに国試後見た夢の中でも、青本めくってた。ネフローゼのページとか糖尿病のページ、写真みたいに全部の文章とか図が夢の中でそっくりそのままの青本が出てきて、夢の中でもクイズ化して全部思い出してた。それくらい読み込んでた。)
•先生と個人的に口頭試問してもらう
→これは先輩からのおすすめの勉強法でした。朝や放課後に、個人的に時間とってもらって、ずっと口頭試問してもらってました。1年間、頻度が高い時は、毎日、少ない時期で週1回は、各科目20分程度はやってもらってました。
また、参考程度に、3回の模試すべてA判定、本番も平均以上取れた、薬剤に関しましても、過去記事で挙げた勉強方法をリンクつけときます。。
よろしければ、ご覧ください。。
過去記事↓
薬剤のこと - 第105回国試を目指したバレリーナな薬ゼミ生
まだ合格見込みのくせに、えらそーに、すみません。
もっともっと賢い人がいます。
私よりももっともっと効率よく勉強していた人がたくさんいます。
私はただ、自分の浪人経験が少しでも誰かの役にたってほしい、という気持ちが強いです。
少しでも、記憶が鮮明なうちに、と思って、まとめさせてもらいました。
合格発表後は、私自身がバタバタしている可能性があり、時間のあるいま、このような形でご紹介させて頂きました。
少しでも参考にして頂けたら嬉しいです。