新5年生さん新6年生さんへ。

わたしは、5年生の時、ひたすらに問題を訳もわからず解いてました。

解いて、分かった気になってました。

 

わたし自身が現役時代こう過ごせば、良かったのかもなぁという後悔も含めて、ブログにまとめます。

 

失敗してる身なので、こんなふうにはしないでおこう、っていうヒントになればいいな、、と思っております。。

 

そして、もし、時間が巻き戻せるなら、現役時代、こういうふうに勉強してたら、違う未来があったのかもしれないな、と思うことが浪人生時代に多々ありました。

 

自分は1度失敗してるので、自分のようにしんどい思いをする人が少しでも減ったらいいなと思ってまとめさせて頂きました。

 

 

 

【新5年生さんにむけて】

 

 

 

・友達とお金を出し合って、生物、衛生、病態、薬剤、実務のイーラーニングを受講すべきだった

 

(おすすめは薬ゼミ、と言いたいところですが、全日制とオンライン教室の使い方は全く違うと思うので、新5年生さんは、予備校はこだわらず、お値段と雰囲気と相談することおすすめします)

 

 

 

まず前提としてお話ししたいのは、

何かをわかりやすく教えてくれる予備校より、優先順位を正しく教えてくれる予備校の方が断然伸びるということ。

しかしながら、全科目全てを受講する必要はないと思います。イーラーニングなどで、みんなでお金を出し合って勉強するとしたら、優先順位は、わたしとしてはおすすめは、

生物、衛生、病態、薬剤、実務。

これらは、1から教えてもらったからこそ、やっと伸びました。言い換えると、自学自習では伸び悩む可能性の高い科目だからです。実務、生物、病態、衛生は、特に優先順位つけないと覚え切れないので、これも自学自習するより教えてもらった方が、断然効率よく覚えられます。特に生物は、最も早い段階での理解が求められる教科です。薬剤は、近年難易度が上昇傾向で、過去問からでの学びだけでは対応がしづらく、根本からの理解が求められています。逆に、物理、化学は、苦手なところ、覚えにくいところなんて、全国どの大学生でも、浪人生でも変わりません。わざわざ先駆けてやる優先順位は低いとおもいました。なので、新5年生さんの勉強方法としては私個人としての意見ですが、この2科目は簡単な一問一答などで十分だと思います。

 

 

 

・自学自習科目は、薬理、法規の青本を何度も読み込み→過去問はサラッと解くべきだった

 

 

 

 

薬理、法規は、イーラーニングする必要性は少なく、青本の赤文字を何度も読み返す(出来れば、ひとつ前のブログのメンタリストダイゴの勉強のやり方をしてね!!

最後にサラッと過去問を解く、この流れで十分だと思います。

 

 

 

イーラーニングが難しければ、要点集を購入し、物化以外の要点集の読み込みをすべきだった

 

 

 

これだけでも、ぜんぜん違います。必ず、問題を解こうとせず、覚えたいページを白紙に書けるくらいまで読み込んでください。覚えてください。復習後、2日後、週末、1ヶ月後に必ずもう一度確認してください。それが全ての軸となります。青本全てを読み込もうとすることだけはやめてください。要点集をする場合は、基礎事項をいかに自分の知識するかが鍵です。絶対に全て覚えてください!

 

イーラーニングとちがって、要点集だと、いつでも何度も確認できますし、何より自分で考える覚える復習する練習ができます。

逆にイーラーニングのこわいところは、やりっぱなしになって復習がおろそかになってしまう可能性があることです。

 

 

 

【新6年生さんに向けて】

 

 

 

 

実務実習が落ち着いたら、3月の時点から、勉強のエンジンをかけ始めることをお勧めしますが、ここで私の経験談からお伝えしたいのは、必ずやり方を固定しないこと。国試の勉強方法を、例えばこのブログや、薬ゼミの先生に聞いたから、これだけを自分は最後まで突き通す、という考えはやめてほしいです。

1週間くらいを目安に、勉強時間が上がったか?やってて楽しいか?続けられそうか?他にもやり方ないかな?と、常に試行錯誤する姿勢を忘れないでほしいです。これは国試直前期にまで言えることです。その常に試行錯誤しようとする考えをもつだけで、どんな状況でも、臨機応変に柔軟な姿勢で勉強することができます。

ここからも、私の現役生時代の後悔も含めて書いていきます。

 

 

 

・夏くらいまでは、全科目の青本読み込み→確認として要点集の問題や領域別問題集を、サラッと解くべきだった。

 

 

 

青本を1から全て読むわけではなく、優先順位をちゃんとつけるべきでした。例えば、青本なら、過去に出題の多い分野は桜マークがついていたりします。その部分を付箋を貼って、限定して、何度も何度も読み込む。現役生は、優先順位を正しくつけて覚えないといけないことから覚えたもん勝ち、浪人生は、科目に優劣付けず幅広く覚えているもん勝ち、です。私自身は、あまりにも苦手科目だったり青本読んでもちんぷんかんぷんという人以外は、要点集を読み込むよりかは、青本を読み込む方がいいと思います。優先順位が分からなければ、要点集を目に通してから、青本を読んでもいいかもしれない。

 

 

 

・予備校授業、国試対策授業では、復習命にすべきだった

 

 

 

授業後の過ごした方としておすすめは

①授業をしっかり受ける

②放課後は違う科目をする

③朝起きて昨日の復習をする

④週末に今週分の復習をすべてする

⑤週末の勉強で覚え切れてないなと思う部分は付箋する、コピーする、覚えたいものをノートにひとつにまとめて、次の週の休み時間などに、ちょこちょこ確認

⑥1ヶ月以内にもう一度、どこかのタイミングで短時間で復習する。

です。

間違いノートは、私は直前期まで作ってなかったです。間違えたポイントは、縮小コピーやら付箋やらで全て青本に書き込んで、最後の最後まで覚えられなかったことが自分にとっての最重要事項として全科目ノート3冊くらいにまとめました。3冊くらいなら、国試本番もいろんなタイミングで全問題に目を通せました。間違いノートの形式も、こだわる必要はないと思います。わたしはただ、覚えらない項目をクイズのように左に質問形式で書いて、右に答え、それだけでした。あまり早い段階から間違いノートを作りすぎると、ノートの量も増えますし、覚えられない部分の暗記に変に時間をかけてしまって、本来すべき青本の読み込みが疎かになるので、青本を読み込むたびに目につくようにメモの仕方を工夫することをお勧めします。

 

 

 

・模試直しは最低限でオッケー。でも直前期に必ず全て解き直した方が良かった。

 

 

 

模試直しは、現役生の皆さんは、模試後の土日にサラサラッと見直すくらいでじゅうぶんだと思う。わたしは変に模試直しを力入れてて失敗しました。そこにこだわるよりは、最後まで青本の読み込みを1日でも多く使うべきでした。でも、2月にはいったら、3回の模試、すべて、サッとでもいいので解いてください。これは絶対です。わたしも2回目の国試受ける最後の土日はずっと模試を解いてました。

 

 

 

青本読み込みが7〜8割終了した段階で、高速アウトプットした方が良かった

 

 

 

インプットがある程度終われば、問題をひたすらひたすら解きます。これもインプットをきちんとしていれば、問題を解くのにそこまで体力も時間も持ってかれない。逆にいうと、青本の読み込みをちゃんとしてたら、問題演習の時間は減るし、理解もすぐできる。これらは、薬ゼミに入って、なんとなく分かってきたことです。変にダラダラ確認しながら問題解くことは、現役時代の私には、全くもって力にならなかった。問題解くのはあくまで実力試しのツールと認識した方が良かったなっていまでも後悔してます。

 

 

 

・友達と一緒に勉強するのと同じくらい、1人で勉強に向き合った方が良かった

 

 

 

現役生時代は、友達と勉強進める時期も大事ですが、それもMAX年内までかな、と思います。逆に、年内までに友達と協力し合う勉強方法を終わらせる意識がけをすべきでした。それには、まずはどんどん青本を読み込んで、質問しまくって不安を潰していくしかない。頭がいい人は、年始になると全く質問しなくなります。あとは、自分の中での知識の定着だけだからです。

 

 

 

SNSはやめるべきだった

 

 

 

これは、現役生、浪人生全てに言えるとおもう。何度か、このブログで書かせて頂いていたとおり、わたしは浪人生になって、Twitterもほぼログアウト状態、模試後の状況確認用に残してただけで、インスタは1年以上退会してました。人のことを気にしてる時点で、自分のことから逃げてるな、って気づいたからです。それに、本当に受かりたかったら、人のことなんて気にならなくなるはずだと確信していたし、SNSの情報は本当に信用できないと思っていたから。特に、私自身の印象です。気分を害されたらごめんなさい。浪人生でSNSの情報に振り回されている人は、成績良い人居なかったです。逆に成績のいい人は、SNSに居なかった。ずっといなかった。変な噂や情報も全く知らなかった。それが全ての答えだと思いました。

 

 

 

 

最後に、現役生時代の自分に対して後悔していることは、休まなかったことです。メリハリがなさ過ぎました。ちゃんと遊んだら、ちゃんと勉強できます。頭のいい人は、ちゃんと休んでます。切り替えてます。だから、私はこの一年、ブログを読んで頂いていた方は、ご存知だと思いますが、趣味のバレエも週1回は行ってたし、夏休みも年末年始もしっかり遊びました。生活スタイルから、頭のいい人の真似をしたんです。それが結果に結びついたかどうかは、分かりません。でも、現役生時代と比べて、ちゃんと休んでたから、最後まで息が切れることなく勉強し続けられました。

 

 

 

これらは、私が現役生のとき、やっておけば良かったなと思った、後悔に近いことです。

これをやったから成績が上がる、薬剤師国家試験に受かるというような、単純な試験ではないです。

すこーしだけでも勉強方法や考え方のヒントになる方が少しでもいらしたらいいな、と思ってまとめさせていただきました。