第107回薬剤師国家試験お疲れさまでした!

お久しぶりです。

104回、105回を受験し、105回で受かった者です。

 

受験を終えられた皆さん、本当にお疲れ様でした。

合格された方、おめでとうございます。

夢が叶った。叶わなかった。

わたしはこの両方を経験しましたが、

一度叶わなかった夢だからこそ、今の仕事が他の人よりも、ほんの少し、好きなんだと思います。  

 

仕事だから、納得いかない時、イライラする時、しんどい時、たくさんあります。

 

でも、私は人よりも、「自分で選んでこの仕事についている」という意識が強いなと、最近自覚しています。

それは紛れもなく、一度手に届かなかった資格だからこそ、自らの努力で手に入れた資格なんだという気持ちが常にあるんだと思います。

 

薬剤師は若くして退職が多いです。

3年目を迎える前に、私の同期もたくさん辞めていきました。

学生の時に見えなかった事実として、薬剤師は意外とハードです。

立ちっぱなしで一日業務をこなす体力、患者への対応力、どんな状況でも臨機応変に柔軟に考えれる力、今求められてることを自分から学びにいく力が必要です。

さまざまな理由で、自分の武器をより活かせるよう、新たな職場で心機一転頑張っていく人が多いですね。

 

寂しいけどこれも人生!

 

私は今のところは辞めたいという気持ちが無いので、まだしぶとく辞めません!笑

 

最近のプライベートは、もっぱらバレリーナしてます。

薬剤師以外は、ほとんどバレエ関係の予定です笑

 

レッスンは勿論、舞台シーズンの集中的なリハーサル、夏の本番、教室の手伝い、子供達のコンクール等の手伝い、舞台に誘われて見に行ったり、バレエ仲間と遊んだり、バレエ以外の舞台も見に行く機会も多いです。働き始めてバレエの世界にいる時間が増えたことで、バレエ界のお知り合いと再会することも増え、今とても充実しています。

常に大好きなことに触れられているので、仕事でしんどくても、心は豊かであれるのかなと思っています。

 

受かった皆さん。仕事人間にならないで。仕事以外で大好きなことを見つけて心が豊かな薬剤師でいてください!

その姿勢や気持ちは、仕事に必ず良い影響が出ます。

そしてまわりに感謝できる薬剤師でいてください。

 

 

受からなかった皆さん。今はとことん落ちこんで良し!泣いてよし。まずは何も先のことを考えず、今感じているこの気持ちに向き合って、大切に今を生きてみてほしいです。立ち上がるタイミングは人それぞれ。マイペースに。マイペースに。焦らないでじっくりいきましょう。

 

 

3年目になって、今の薬剤師はひとりひとり、できることが本当にたくさん求められていると感じます。

どんどん出てくる新薬、

どんどん新しくなる調剤報酬改定や処方ルールや算定方法、

めまぐるしく変わっていく薬剤の入出荷状況、

薬剤の名称変更など、

さまざまな更新や改定に周りに頼らずに自らついていける力を持ち、

今求められていることは何かを常に知りたい、学びたい、挑戦していきたい、どんどん変わっていく医療業界についていきたい!と思える人が、令和の薬剤師なんだなと思います。

 

 

このブログは全く更新してなかったのに、多くの方に閲覧されていました。

少しでも参考にしてくださった方、ありがとうございました!!

今となっては言葉の使い方が下手だなぁと笑ってしまう内容もありますが笑

私にとってのこのブログは、自分を見直したい時に見るものになってます。

どうしたかったのか、なにを考えていたのか。

このブログを残しててほんとに良かったです。

 

受かった人も受からなかった人も、

いちにちいちにち、今日も丁寧に生きていきましょうね。  

お疲れ様でした✨

 

 

 

 

 

第106回国家試験合格おめでとうございます!

全受験生の皆さん、今年1年国家試験の勉強お疲れ様でした。

そして合格された方はおめでとうございます。

今年は本当にしんどい受験生活だったかと思います。

その中でも一生物の免許を取得した皆さんは、これからなんでも乗り越えられると思います。

まずは支えてくれた家族に感謝の気持ちを伝えてあげてくださいね、そして自分へのご褒美も忘れずに✨笑

 

そして、浪人生として1年を過ごしたのち、リベンジ果たし薬剤師になれた皆さん。

本当にお疲れ様でした。

沢山のプレッシャーや山、辛さを乗り越えて合格したからこそ、真の強さを持った薬剤師になれると思います。

本当におめでとうございます。

 

 

来年再チャレンジとなった方もいるかと思います。

人生は長いです。

私は浪人して思いましたが、薬剤師は慌ててなるものではなく、十分な知識をつけてからなるものだな、と感じました。

もうこの歳だから働かなくちゃ、学生卒業しなきゃ、という意味で薬剤師になるというのは、意識としては不十分だったんだなと私は学びました。

知識不足が原因で薬剤師になれなかったのなら、きちんと知識をつけてから現場に立つことが会社としても、薬局としても、病院としても求められます。

薬剤師として働かせてもらう以上は、場所によれば知識、技能がほぼ備わっていると見越して採用されている職場もあります。

もう1年、薬剤師になるための勉強期間、充電期間があるのは、長い薬剤師人生の中で自分の軸になるし、プラスしかならないです。

大丈夫!

社会に出れば、浪人だろうが現役だろうが無関係、現場で使えるもん勝ちです!笑

なので、もう1年勉強することを、ネガティブに考えすぎないでね。

思ったよりも世間には浪人経験者は多いですし、当然ですが、それきっかけで煙たがられることなど一切無かったです。むしろそれきっかけで上司と仲良くなる場合もあります。(私の上司も薬ゼミ出身でした笑)

 

 

 

私のことを少しお話しさせて頂くと、、

入社時から一度も辞めたいと思うことなく、職場環境や人間関係にも比較的恵まれた場所で薬剤師としてお仕事をさせて頂いてます。

まだまだ短い薬剤師生活ですし、知識不足、経験不足、世間知らず、業界の勝手知らずを痛感して悩むことも多かったです。

自分のために勉強しなおそうと、最新の青本を買い直して薬学知識の再確認、本屋に行って本を買い漁りまたメモリーツリーを作ってみたり、調剤報酬の自己学習、認定薬剤師取得のためのイーラーニングや外部講習参加なども取り入れて、

患者様により必要とされる、職場により必要とされる薬剤師を目指して、がむしゃらではありますが奮闘中です。

バレエのレッスンもサボらず、仕事の合間を見つけては自分の大好きな趣味も続けています。

最近は、読書、日記を書く、Netflixを見ることも趣味になりました。

 

合間合間に、沢山の質問箱を頂き、DMを頂き、その度にたくさんの薬学生が頑張っているのだから、自分もまだまだ頑張ろうと自分に喝を入れてました。

回答にお時間頂くことが多くてすみませんでした。

回答しながら、私自身が学ばせて頂くことも多く、良い経験になりました。

たくさんの方に、ブログや質問箱の内容を参考にして頂き、しんどかったとだけ思ってた自分の薬学生活、浪人生活も捨てたもんじゃ無かったのかも、と思いました。

今思っても、薬剤師にして頂いた薬ゼミには感謝しています。

本当にありがとうございました。

 

国試が終わってから合格発表まで、沢山の嬉しい報告をいただきました。

私のブログが少しでも力になったのなら、浪人時代の苦しい時期にブログを書いてて良かったなぁと心からそう思いました。

 

 

1年でいろんな出来事がありましたが、印象深いのは、

対応した患者様に名前を覚えてもらえて対応を気に入って頂けたのか個人的なプレゼントを頂いたこと、、

私が直接の原因ではないものの、スタッフを代表して患者様と電話対応していた中、「薬剤師免許返納しろ」と厳しいご意見を頂いたこと、、

私が疑義紹介を行ったことに対して患者様からかなりのお怒りを受けたものの、電話越しにDr.から「薬剤師として君は正しいことをした、ありがとう」と普段ではあり得ないお褒めのお言葉を頂いたこと、、。

 

 

 

薬剤師という括りで見ると

私などまだ知識も経験も未経験すぎるぺーぺーの自分ですが、

1年経験して学んだのは

 

「薬剤師として対応した以上は最低でも、処方箋に記載ある日数またはそれ以上、長く見るとその患者様の人生を、自分が全責任を持たなければならない」

 

ということ。

 

それは新人だろうがベテランだろうが浪人してようが現役だろうが無関係、

患者様からお金を頂いて薬を自分が渡している以上、患者様に対して責任を持つのは処方したDr.だけではなく、場合によっては薬剤師も同じくらい、またはそれ以上の重い責任が伴います。

 

処方箋に記載あるのが、3日分のロキソニンだろうが、3ヶ月分の糖尿病薬だろうが、最後に自分が出した以上は、何かあった場合は最終は自分に全責任があります。

 

責任を持ちたくない、と思うのが人間の性ですが、責任が伴うからこそ、厚生省が認めた人しか薬剤師になれないんですね。。

実際私も責任持ちたくない!と、そう思っていた時期も実はあります。

 

しかし、それが嫌だなと思っていては

おそらく薬剤師として勤めるのはいつか難しくなるんだなと悟り、少しずつマインドチェンジしていく必要があると感じ、現在に至ります。

 

いろんな薬剤師の方がいると思います。

全然キツくない!楽しい!大好き!とおっしゃっている先輩も、

今思えばおそらくは薬剤師になった後でも自己研鑽を怠らず患者様とも真摯に向き合う意識をしているからこそ、心から仕事を楽しめるし続けられるのだなと感じます。

 

 

 

 

長くなりましたが、

勉強アカウントとして受験生の方と関わるのは、106回までと決めてたので、Twitterの勉強アカウントとしては2021.3月を持って終了しました。

 

1年を通して500回以上の質問を頂いた質問箱も、折を見て終了させて頂きました。

沢山の質問、そしてDMの数々、、私にとってはいろんな出会いがあり、学びがありました。

 

自分が薬剤師になるための奮闘記が、少しでも後輩の役に立てるのならば、、という気持ちでこのブログは当分の間は残しておきます。

 

今後は、以前から申し伝えていたとおり、個人的に受験生に質問対応やアドバイス、は控えます。

 

今ブログ読んでても、自分のあの時の意識ってすごく高くて、とても濃い浪人生活送ってたなぁと我ながら思います笑

 

ここまで私に少しでも関わって頂いた全ての方、本当にありがとうございます♪

 

このような形で、勉強アカウントを終了できるのはありがたいことだな、と思ってます。

 

また何かありましたら、このブログを更新しているかもしれません笑

その時はチラッとしでも覗いてもらえたら。。💓

 

それでは。

 

第106回国家試験を目指す皆様へ

まもなく、第106回薬剤師国家試験ですね。

 

いつもブログを読んで頂いた現役生のすべての方、浪人生のすべての方、質問箱で質問頂いたすべての方、DMでやりとりしていたすべての方。

私と少しでも関わった受験生の皆様が、どうかどうか薬剤師になれますように。

心から祈っております。

 

少しでも自分の経験が誰かの力になってほしい、ヒントになれば、という気持ちではじめた質問箱でしたが、

勉強の忙しい合間をぬって質問頂いてるのにも関わらず回答するのに時間がかかることが多かったという状況や、

答えるならば責任を持ってきちんとお答えしたいという気持ちから、

まとまりのない解答になってしまったり、あえて厳しめの回答をしてしまったりしてしまいました。

また、言い回しが少々キツいのではないか、という厳しい意見を頂くこともあれば、

身の引き締まる思いがしました、という意見を頂くこともありました。

 

おこがましいことは重々承知ではありますが、私なりにお伝えしたい、最後のアドバイスを手短ではありますが、お伝えします。

 

 

・最後まで諦めなかった者だけが勝つ

 

 

ということです。

 

 

当たり前のことだけども、絶対に忘れてほしくないんです。

上記のことは、受験前何度もこのブログで綴ってましたが、

薬剤師になった今でもそう思います。

 

 

現役時代はこの2月に自信をなくしてしまい、毎日泣いてました。今思うと、合格から遠ざかってしまった原因は、紛れもなく自分自身でした。

もう受からない、と自分が決めてしまったんです。

 

でも。この6年、はたまた浪人した日々。

いま1番しんどい時期だと思います。

たくさん我慢して、たくさんしんどい思いをして、悔しい思いをして、まわりがとてつもなく羨ましく見えて。

でも、ゴールまでもう少しなんです。

統一3が何点であっても、受かる人もいれば、落ちる人もいる。

統一がどんな点数であれ関係ありません。

 

統一の点数が高い時ほど謙虚に。

統一の点数が納得できなかった時ほど絶対に諦めない。

 

浪人時代は最後まで諦めなかったことが、薬剤師になれた理由でもあるし、いつのまにか人生の軸になってるな、と今思います。

 

私の意見も含めていろんな勉強方法があります。合格者の数だけ勉強方法があると思ってます。

この時期焦ることが多いため、目移りしがちではありますが、納得する自分のやり方を最後まで貫いて欲しいです。

勉強している時や本番に、焦った時こそゆっくり深呼吸してください。

 

 

 

 

そして、私は、国試2回経験してますが、

2回ともとてつもなく疲れました笑

 

なので、前日はよく寝て体力温存してください。

 

手短ですが、応援のコメントとさせて頂きます。

無理せず休みつつ、体調管理しながら努力を継続してくださいね。

最後の最後まで応援しております。

 

薬ゼミ生のプラスαの勉強

お久しぶりです。

前年度の国試が終わってから、半年が経つ今も、質問箱にもたくさん質問いただいており、またDMもいただき、こちらのブログにもコメントをいただくこともあります。

(ブログコメントは大変気付きにくく、なにか質問等ありましたら、質問箱かDMだとありがたいです😭)

 

今もこうやって頻繁に質問いただいておりますこと、この場を借りてお礼を言わせてください。いつもありがとうございます。

 

 

 

 

さて、薬ゼミ生の皆さんは、いま1週間の夏休みですね。まずはここまでお疲れ様でした。めっちゃ勉強頑張ろー!と燃える人もあれば、のんびり過ごしている方もいると思います。私はどちらも良いと強く思います。(私はずーっと遊んでました。)

参照記事

夏休みの思い出! - 第105回国試を目指したバレリーナな薬ゼミ生

 

夏休みあけたら、授業と並行して模試に向かって総復習をしていくような時期に差し掛かってきました。

どうしても、授業【プラスα】勉強しなければいけない、、、!と焦ってくる時期だと思います。

 

 

 

私の夏休み後〜統一模試の過ごし方の参照記事も時系列でリンクつけときますね。

お盆あけ急加速中 - 第105回国試を目指したバレリーナな薬ゼミ生

1日4科目する - 第105回国試を目指したバレリーナな薬ゼミ生

模試前、まとめうぃーく - 第105回国試を目指したバレリーナな薬ゼミ生

統一1までの振り返り編 - 第105回国試を目指したバレリーナな薬ゼミ生

 

 

こういった内容は少し前から質問頂いてたので、このタイミングで、この内容でブログ書かせていただきます。

 

薬ゼミ生さんに対して絞って言うと、薬ゼミ生はプラスαの勉強は必ず必要だと思ってます。

 

薬ゼミの授業内容だけでいっぱいいっぱいになる気持ちも分かりますし、授業終わったらもう疲れて寝てしまうのも分かります。

でも授業内容だけで受かるなら、薬ゼミ生全員受かってるはずなんです。

 

浪人生は少なくとも受験勉強は2回目です。前年度の理解の到達度が低いから2年目でも理解に時間がかかる、、と思ってしまう人もいると思います。

でも、薬ゼミに通ってる時点で去年の到達度が低いとか、理解に時間がかかるから、なんてのは言い訳だし論外だと自分は思ってました。

習うのが2回目の時点で、もう1度でも聞いたことあるならば、素早く理解して自分のものにしていかないといけないんですね。

それは勉強に限らず、仕事でも同じことが言えるんですね。私もいま新米薬剤師ですが、一度教えてもらったことは、自分の理解度かかわらず相手はもう教えたつもりなので、知ってるていで先輩は接してくるんですね。

勉強も一緒で1度でも教えたれたことは素早く理解して自分のものにして覚えるのは当たり前なんですね。。

 

それが当たり前にできるようになると自然と勉強時間にゆとりができるはずなんです。

そのときに、プラスαですよね。

模試を見据えてのプラスαの勉強の最優先の順番を私なりに考えてみました。

プラスαの勉強を2時間するとしたら、、、

 

 

青本読み込み(サッと)

→◯回目の授業〜◯回目の授業分と範囲を決めて、1時間と自分で時間を決めて、今まで自分が行ってきた青本読み込みを行います。時間をかけすぎず、サッと。

②サッと問題演習

→先程青本読み込みを行った問題をサッと解きます。何度も解いているはずなので答えを覚えているかも知れないですが、次復習しやすいためにマーカーをひいたり、自分がよく忘れてしまう箇所はそれぞれ各々印をつけているのではないでしょうか。すべて解くわけではなく、確テや月テで間違えたことのあるところのみ絞って確認します。

 

 

私なら、これを模試前までに全範囲やります。日によって青本読み込みがじかんかかりそうなら青本読み込み2時間にするかもしれないし、問題演習の方を力入れるのも良いと思います。

でも、いずれにせよ2時間と決めてしまうのがいいと思うんです。ダラダラ勉強するのもよくないですし、そのたった2時間の積み重ねが大切だと思います。

 

思い返すと私は8月はだいたい上記のような勉強をしてました。

9月からは、青本読み込みのみに絞り、5,6時間かけてひと科目分青本読み込みするのを9科目行う→模試前日に1時間でひと科目の青本読み込みを行う(前日は最低9時間で全科目を青本読み込みをしてました)

を行ってました。本当は、前日までに、1時間でひと科目終わらせられるか不安で、最後の土日に、2時間かけて青本読み込みしたかったけど、あまりの疲労で出来なかったです。

(このように、どんどん自分が青本読み込みを行う時間を短時間にしながら何度も青本読み込みを行うやり方は、国試前にも行ってました。1日かける→6時間で終わらせる→2時間で終わらせる→最終1時間で終わらせます)

 

 

 

でも、それぞれの進捗状況があります。私なら模試まで、2時間模試対策を行うとして、どう過ごしたいかな、、、といろんなパターンを考えてみました。

(はっきり言うと、私の提案をやれば模試で高得点とれるわけではないです。国試に受かるわけではないです。そんな単純な話ではないです。プラスαとしての提案として、あ、そういうことを期間や時間を制限して少し取り入れてみてもいいのかな?という気持ちでお読みください。。)

 

 

 

 

青本見込みが足りてないと感じる

→模試まで毎日青本読み込みを毎日2科目ずつ行う。時間制限つくって朝も昼休みも放課後も土日も青本読み込み。できるだけ毎日の復習は短時間でおわらせること。本来ならこの時期なら青本読み込みはある程度回数をこなしているはずだが、未だ不十分と感じたりなかなか点数に繋がらない場合、読み込みが足りてないか読み込み内容が薄い、または読み込み回数不足ではないかと思います。問題演習は統一2までに行うと割り切って、統一1は青本読み込みのみに絞る。

 

 

 

 

★基本だけをしっかりと復習したい

→確テをすべて解き直す。毎日できたら1週間分は解き直ししたいところ。確テを解いてから一度も復習してない人、基礎を忘れかけている人は確テを見直すといいと思います。でもこれは基礎しかカバーできてないので、応用効きません。短期間で終わらせてまた違う模試対策をした方がいいと思います。私ならおそくとも2週間で終わらせたいところ。。

 

 

 

青本読み込みはある程度終わった人

→問題演習に進むべきかと思います。模試までにすべての青本の問題は1度解くこと。今までやった問題、やってない問題関係なくすべて無理やりでも解きます。私は全科目統一1までに解いてます。ある程度解くだけで、大雑把な復習になりますし、統一でもヒントになることもあります。問題解きもサッと終わらせることを意識すること。しかしながら、問題演習で点数が伸びるのは個人差あります。問題演習時間に拘らないこと。

 

 

 

★模試風の問題に慣れる

→薬ゼミ生は月テがありました。模試の難易度以上のものもあります。その復習をこのタイミングで行うのもいいと思います。が、これもダラダラ行わず短期間で終わらせましょう。月テをもう一度見返して、解いて合ってた問題はなぜ合ってたのか、間違えた問題はなぜ間違えたのかを重点的に考えながらサッサと復習します。この時、間違えた問題は、青本の周りに貼れるくらいに小さく縮小コピーするのをお勧めします。間違えた問題で、どこをどう訂正しなければならなかったのか、どう間違えたかまでことこまかに書き込み、それごと青本に貼っておくと、次青本見返す時もその部分に目がいくはずです。私は確テ、週テ、まとめテ、月テ、全部そのやり方で間違えた問題を青本に貼ってました。これもゆっくりやっても1週間あたりで終わるとおもいます。

 

 

 

★一旦全範囲をサラッと復習する

→345問解く感覚を養うために、まずは必須のみ全範囲数年分解くとか、2日目の実践問題のみ数年分解く、105回だけ一旦サラッと解いてみる、というのもいいとおもいます。2日間で345問解くということに、身体をならす練習も、そろそろ必要です。これも、この1週間は国試過去問を解く!という感じで時間を決めるといいと思う(質問箱でも質問もらってましたが、私は過去問は年始にしかしなかったです。読めば読むほど点数が上がることを実感していた青本読み込みに夢中だったんで。国試過去問は目的をもってすべきだとおもいます。時間配分の計算、解く順番の練習、問題の読み方の練習、選択肢の削り方の練習、解き方の練習。。。ただ無意味にサラサラ既出問題集を解くのは意味がないです。時間の無駄です。これを何度も先生に言われてたので、国試過去問を解きたくなるまでやらなかったんです。でも、やりたくなる人もいるとおもいます。いまは本気出して国試過去問を解く時期ではないかかもしれませんが、目的と期限を作るならいいと思います。)

 

 

 

◯個人的に要らないとおもうもの

・ふりぷりの確認

・週テの確認だけをゆっくり行うこと(上記のようにパパッと確認する分は良いかと思います)

・過去模試解き

 

 

かなとおもいます。理由は、意味がないと強く思うし、内容の方向性が模試対策ではないと思うからです。

 

 

 

 

色々長々書きましたが、やっぱり、プラスαとしていちばん行って欲しいのは、

 

青本読み込み】です。

 

各科目の青本読み込み+他科目に繋げながら複数科目の青本読み込みを行うのです。

 

物理+薬剤、生物+薬理、薬理+薬剤、衛生+薬理、薬理+病態、薬理+化学、実務+薬理+病態、法規+薬理、法規+実務、、、

組み合わせは無限大です。

 

 

私は2月くらいから常に青本は2、3冊見比べながら勉強するのが普通でした。

その練習をかねて、プラスαとしては、他科目に繋げた青本読み込みを行うのがベストだと思う。

前から順序立てて行うのではなく、この範囲、他の科目ならどう書いてるかな?と確認して、各々の青本に書き出し、コピーして繋げて覚える。それをメモリーツリーにしてひとつにしてもいいと思う。いずれにせよ、繋げながら覚える、覚えながら理解するを行うんです。

その科目を勉強する際に、他科目の知識も必ず織り混ぜるように意識する。

 

【薬理のこの範囲、薬剤では3つのポイントがあった、それはなに?】

 

というようにメモをして、答えは薬剤◯ページと記載して、その範囲を復習するたびに他の科目も復習できるようにします。

 

私はこれはおすすめです。統一3終わってから、本格的に始めたけど、あまりの理解の繋がりように、もう少しはやくしときたかったな、って後悔したからです。

 

本番の国試解きながら、

生物範囲なのに薬剤の知識引っ張ってくる、

病態の範囲なのに実務の知識を引っ張ってくるなんてことは普通でした。

特に、105回は私は、生物の知識を科目をまたいで使うことが多かったようにおもいます。

国試当日は、9科目としては範囲が分かれてはいるけれど、出題者は345問すべてを9科目の知識をフルで使って解かせようとします。この時期から、科目の壁を自分で破る、そういう意識をつけれるかが、今後伸びるか伸びないか、だと個人的におもいます。

 

 

実際、青本読み込みを実践して頂いた薬ゼミ生さんから、月テの点数が上がった!というような嬉しい報告もたくさん頂きましたし、私自身がそれで受かったという印象深い思い出があります。

 

 

 

少しでもヒントになりますように。

それでは良い夏休みを。

そして模試頑張って!!



青本読み込み勉強法

こんにちは!そしてお久しぶりです。

バレリーナ薬剤師になりまして、はやくも2ヶ月が経とうとしています。

私は薬剤師としてまだまだです。

しかし、職場や先輩、同期に恵まれまして、この場所で、薬剤師としてスタートをきることができて、良かったなと思うと同時に、たくさんの人の支えで薬剤師として存在することができていることを忘れずに、日々丁寧に勉強や薬剤師業務を行いたいと考えております。

 

 

今年度106回対策の薬ゼミは、当分の間、感染症対策としてLive授業で進んでいるようです。

新コアカリキュラム導入に対する対応も兼ねてと思われますが、昨年度といくつか変更点もあるようですね。青本の構成も新しくなり、白本が無くなり、授業時間も確テの時間も変更され、統一2までに全範囲を終わるスケジュール構成になっているという点など、多くの違いが出ました。今後もカリキュラム上の変更点は増えてくると思います。

今年度は、コロナ大流行もあり、一時は、大学の授業や予備校の授業なんて、とてもじゃないけど絶望的ではないか、、、という雰囲気でしたが、5月末には全国的に自粛解除になり、通いでの大学講義、薬ゼミ講義がまもなく開始するのでは、と期待しております。

 

さて。今回ひさびさにブログを更新しようとした理由は、たったひとつ。

Twitterに解説しております、質問箱にて、5月以降になって青本読み込みに関しての質問をかなりたくさん頂いたからです。

読み込み方法に関して、ブログの記事に今一度、丁寧にご説明した方が後輩のためになるのでは、と考えたため、

こちらのブログにて【青本読み込み方法】に関してまとめさせて頂こうという結論に至りました。

 

 

 

1、何故青本読み込みをおすすめするのか

 

 

 

私は、もともと、現役時代は、問題解いてナンボでしょ、と思ってました。

しかし、同じような問題でも聞き方が異なるだけで、答えは大きく変わります。問題解くたびに、壁にぶち当たってました。模試なんて解けるわけなかったです。。

浪人生になって、やり方を大きく変えたいと思ったので、賢かった友達が、青本をしっかり読んでから問題を解く子がいて、その子のマネをしてみたところ、思った以上にスッと問題が入ってきて、答えを導く時間もはやく、しんどさもなく問題を解き終えることができたんです。

勿論、青本読んでるから答え覚えてんじゃんっていう意見もあると思います。

でも、それがいいんです!

青本を読んでインプットしたあと、答えを導く力があるかを問題演習で確認したいだけなんですね。実力試しではなく、むしろサッサと解けて当然なんです。

私はこれを、知ったのち、問題はできて当然だなと気づいてからは、わざわざ勉強時間に問題を解く時間を取らずに、ずっと青本読み込みを行いました。

おおざっぱに、

・授業前後

・確テ前後

・週テ前後

・月テ前後

・模試前日

・国試前日

を行いました。

一日で9冊とか無理でしょっ!って思う方もいるとおまいます。私もはじめは無理だと思ってましたが、前日に9冊分をサッサと確認できるように、月テ前から練習していました。

ここの範囲は覚えてるから10秒くらいでパラパラみる、

ここはいつも間違えるから、10分くらいかかる、

この範囲以降が苦手だから、先に時間をかけて読み込んでから得意な範囲を読み込む、

など、工夫しながら青本読みをしていると、読んでいるのにもかかわらず覚えられない、何故か間違えまくる、という範囲がすぐ分かります。

なので、何度も何度も青本読み込みを行う必要があるんですね。

また、浪人生の方は、いろんなことに手を出さなければ受からない!というような思考回路になりやすいです。

私のところにもそういった質問内容が多いです。

また、別の記事で、プラスαの考え方について私の考え方を書かせて頂きますね。

私自身、与えられた青本も読み込めてないのに、プラスαしようとする心の余裕がなかったんですね。

プラスα何かしようとおもったら、青本の読み込みもう一周やろうという気持ちでした。

なので、自然と青本読み込みは、何十周と行ってました。

 

 

 

 

2、青本読み込み方法の具体的な方法

 

 

 

 

ここからは、箇条書きにさせて頂きます。

さきほどあげたポイントも一緒に書いておきます。

・授業時に、先生が話す言葉や、ポイントを自分でも説明できるように、すべての説明が物語のようにつながるように、きちんと細かく青本に書き込む。

・次の項目行く前、次のページに行く前、次の章に進む前など、細かく自分の中で区切りながら、いまさっき話してくれた授業内容を頭の中でもう一度自分の中で思い起こす(いまの時期、Live授業なので、人を気にせず自分の言葉で声に出して、いまのポイントを「◯◯は、★★だから、◯◯になるんだ」と瞬時に声に出して自分で納得させるのもいいかもしれません。)

・この、★★だからが、の考え方が非常に大切。すべての事項に理由づけをセットにする。これは予備校の先生も常々言ってます。

・「◯◯は、★★だから◯◯になるんだ」のポイントの掘り起こしは、1回じゃやったことになってません。1回の授業で、習った直後、次のページ行く前、授業終わった直後の休み時間、次の授業の直前、次の休み時間、その次の休み時間、お昼休み、全ての授業後の放課後、その日の夜、寝る前、朝、次の日の授業が始まる前、次の日の授業が終わった後、週末、次の週末、月テ前後、まとめテの前後、模試の前後、国試の直前など、何度も何度も確認します。

青本の読み込み方は、様々です。

 

◉覚えたい事項を隠してすべて自分の口で説明する、

◉予備校講師になったようなつもりになって説明する、

◉家族や友達に説明してみる、

◉幼稚園児に分かるように難しい言葉を使わず説明する、

◉専門用語をいっさい使わないという縛りを作って説明してみる、

◉この範囲を1分で説明する、という時間制限を使ってタイマーかけて説明する、

◉学年一位になった自分を妄想しながら読み込んでみる、

◉自分でクイズを作り、クイズ番組のように高速で一問一答を繰り返す、

◉【ここの要点を3つ挙げる】【ここをすべて説明してみる】とヒントだけを箇条書きにしてiPhoneにリマインドして時間を決めて繰り返し通知がくるように設定する、設定時間にリマインドが来るたびに答えを見ずに思い出す。(これおすすめ!)

◉要点や覚えたいものを白紙に書いてひとつの図にまとめて板書するように説明してみる、

◉メモリーツリーにして要点を無理やりでも繋いでツリーごと覚えてしまう、

◉ページを1秒見るだけで要点を複数個すべて瞬間的に言えるようにする、、、

 

というように、高速で高速で覚える練習を何度もしてください!やればやるほど、覚えるキャパも増えますし、スピードもはやくなります。自分で覚える量を増やす、はやさをはやくする努力をしてください!

・どこをどう読み込めば分からないという人もいるかもしれません。はじめは、先生がチェックマーカーしたところだけでもいいと思います。でも、いずれは、ページのどの部分も分かる、説明できる、そらで言える状況になっていてほしいです。

・どれだけ記憶力が悪くても、30回以上繰り返せば、瞬時に記憶を呼び起こすことができると思います。3回やれば覚えるなんて、天才だけです。私たちのような浪人生はその10倍以上、30回以上やって、やっとはじめて【繰り返した】ことなります。

・もう分かった!と思っても、やっぱりもう一回復習してみる、というのを何度も意識がけてください。復習に終わりなんてないんです。

・30回以上繰り返せば、ようやく、「ここの理解はすぐできる、ここの理解は時間がかかる」と分かってきます。そうすれば、ようやく、ここの部分は、時間がかかるから時間をかけて先に復習しよう、ここは間違えたことないから瞬時に終わらせよう、というふうに、すべての内容を復習するのは何も変わらないですが、その速さや進め方は、ひと科目ひと科目で、徐々に変わってきます。

・ここまできたら、ひと科目、1時間〜2時間で復習できるようになっていると思います。2月になって、このような状態になるのがベスト。そうするためには、前倒しで復習の場数を何百回も踏んでいなければなりません。模試前にはじめは無理やりにでも、ひと科目1時間で見終わる練習を何度も行うべきです。

・問題からアプローチして答えを導く範囲、何度も間違えてしまう問題もあると思います。たとえば、確テで何度やってもミスる、そういうものは、ちいさめの付箋に問題と答えを書いておき、どこをどう勘違いしてしまうか、何で引っかかるかを自己分析したものをその範囲の近くに貼っておきます。青本読み込みをするたびに、その間違えたポイントも必ず目を通します。答えを出す練習を何度もするのではなく、どういうポイントで間違えてしまうのかを、何度も見るようにします。

・もし、書くのが面倒ならば、ちいさくコピーして青本に直接貼っていきます。

・どうしても問題形式で覚えたければ、自ら一問一答のクイズ形式を作り、付箋に貼ってきます。(こういうのもリマインドしとくといいかも。)

・授業中に問題を解く時間があると思いますが、その時間に解いて間違えた問題も、同じように付箋で青本に貼っておきます。これだけで、その範囲の青本を読むだけで、間違えたことのある問題も一緒に復習できます。

・化学、法規、薬剤の計算、実務は、経験上、青本読みだけでは限界があります。このように、青本読み込みだけでは知識的に不足だなと思ったら、その時に範囲を絞りながらサッサと問題を解きます。問題を解くだけでなく、問題文から読み取れるポイントすべて学びとります。解くことを目的とせず、何故、この答えなのか、それをどのようにして導いたかを素早く分かる力の方が点数につながります。(このやり方は演習講座で具体的に薬ゼミの先生が行っていますよね)

・問題演習は、時間や日取りを制限して、高速で確認するツールとして利用します。例えば、病態の青本を午前中に一度まるごと読み込んで、午後に演習問題演習をいっきに行う、というように、問題を解くなら解くでいちいち青本に戻らず一気に解きます。

・私は、2月にはいって、演習で強化しようウィークを決め、4科目ほど定めて、毎日1時間ほどずつ時間配分し、1週間ほどでその4科目の青本の章末問題を解き切りました。

・国試直前まで青本読み込みのやり方を続けて、私はもう覚えた!という範囲は、真っ黒のマジックペンでその範囲に大きく◯して、もう見なくても覚えました!というサインにしてました。

・真っ黒のマジックペンで◯だらけになって、ボロボロの青本になるはずです。その中で、どうしても覚えられない、不安なページはそのページを破ってしまいます。そして毎日持ち歩きます。寝る時も電車もご飯の時も一緒です。もちろん国試にも持っていきましょう。

・そして最後の最後、青本読み込みが仕上がってきたころになると、この章の題目を見ただけで、ある程度青本の内容を思い出し、何も見ずに自分の言葉で自分で図を書いて、自分が苦手とする範囲だけを記載したノートを作ります。この部分だけノートに軽く書いとこう、というくらいのノリでかまいません。クイズ形式でもかまいません。乱文でもかまいません。綺麗に書こうとせず、頭の中で入ってるはずの青本をサラサラっと書きます。どうしても言葉で表現できなければ、青本のその部分だけを破って貼る。(この辺は国試2、3日目くらいで、アドレナリンでまくってるので、破りちらかしてぐちゃぐちゃの青本、真っ黒の◯だらけの青本、殴り書きしたノート、で部屋が収集ついてなかった笑)

・ここで青本をぐちゃぐちゃにするのには意味がありました笑 もう2度と自分はこの青本使って勉強はしません、もう勉強はできないくらいに青本をぐちゃぐちゃにしてやる、という願掛けでもありました。(青本汚すぎてもう原型も無く、本文も読めない見れないくらいだったので、絶対合格点余裕で超えて、国試次の日には捨ててやると決めて、願い通り次の日には無事ゴミ収集車行きでした笑)

・そして9科目のうち、自分が国試直前にみたい部分だけをまとめたノートを、4、5冊つくります。(国試のタイムスケジュール的に最後見るとしてもこれくらいがMAXだと思います)

 

 

 

 

ながながと書きましたが、青本の読み込み9割、問題演習1割 で、じゅうぶんな勉強になるそうです。弱点補強という意味で、問題慣れも大切だけど、最後答えを導くのに必要なのは青本の知識です。

私は青本読み込みを続けることに全く不安が無かったです。

何故なら、はじめての月テで、青本読み込みだけ絞ってやってみると、8割超えて、クラス内トップ10に入れたからです。

一人一人、何が足りていないのか、細かく分析すると違うはずです。

私の場合は、圧倒的に、知識のインプットが足りていなかったんですね。

こういう人は、意外と多いです。

問題慣れが必要となる時期もあります。

でも、長い目でみて、知識を瞬間的にインプット、高速アウトプットする、という意識がけをしている方が、私は自分の中で筋道立てやすかったし、どの科目も平等なやり方で勉強することで、苦手な部分はどこか、はっきりできました。

 

 

 

次回のブログでは、これもまたよく質問頂きます、

【プラスαの勉強について】

まとめさせていただきます。

 

 

読んで頂き、ありがとうございました。

 

105回私なりの総評など。最後のブログ

コロナニュースが飛び交うなか、もうじき春がやってきます。

各所が混乱状態ですが、微調整はあるものの、大学はおおかたいつも通り始まることと思います。

また、ある程度の調整はあるかもしれませんが、国試の日程が決まっている限り、予備校も予定通り始まることと思います。

私が今思うのは、コロナヤバい、とわかっていても、国試の日は毎年必ずやってきます。

次回106回の受験生の方々は、コロナ騒動の中、受験生活が始まることと思いますが、

このコロナがあったから納得のいく受験勉強ができなかった、というのは関係ないのかな、と思います。

条件はみな同じだからです。

 

 

ひとまずはこのブログを持って最後のブログといたします。

 

 

先日、メディセレの社長さんが、今年度の平均点を発表しましたね。。

以外Twitterの本文コピー。

 

 

『もう皆さんの興味がなくなった頃かと思いますので、さらっと呟きます。
105回薬剤師国家試験
全体平均点244.75
新卒249.76
既卒214.35
その他(旧4年制卒等)135.25

合格ライン213点なり。』

 

 

 

Twitter上でも、困惑の声が溢れてましたね。

 

薬ゼミ自己採点システムは、合格発表日で231点でした。

補正や、足切り、禁忌肢の影響で、ここまでの数字がでるとは。。

ちなみに、104回の平均点はこの数字よりも10点ほど高かったそうです。

なので104回→254前後

だったということですね。

たかすぎ。。

 

 

新卒は高いです。

既卒が低すぎですね。

 

最後の統一模試は、新卒がやっと、薬ゼミ生の平均を超えてきたかな?!という具合の差でしたが、

例年通り、国試本番にピークを持ってきた現役生の皆さんはさすがとかいえません。

 

既卒は、今年度の受験生が半分以上が225を超えていなかったのかもしれませんね。

この事実から分かるのは、やっぱり薬剤師国家試験は、既卒に厳しい試験だということ。

来年から新コアカリになるから、既卒の合格率が上がるかもと期待していた人もいましたが、

またもや、今年度の既卒の合格率は42%。またまた下がりました。

もうここ数年、ずっと下がり続けてます。

来年も下がるのでは、とわたしも予想します。。

 

 

そして、一定数の必須落ちが存在しています。合格点超えてて、ひとつふたつ、禁忌肢を踏んでいた人も存在します。

それも、禁忌肢予想としてネットに飛び交っていなかった問題が、最終的に禁忌肢として設定されたようです。

禁忌肢落ちが存在しているのかどうかは不明です。。しかしながら、何人かはいるのかもしれません。。

 

私が強く思うのは、既卒生は、予備校に通っても、通信で勉強しても、

受かる人と受からない人、同じくらいいます。

同じように頑張ってても、受からない人もたくさんいます。

プライドを捨てて何もかもを国試だけに合わせて日々の生活を調整し、身内を調整し、スケジューリングし、1年間国試以外見ずに何もかもを捨てて取り組まなければ、

合格できないとおもいます。

 

そして、一つアドバイスとして、ネットは情報収集の簡単な場所です。

皆がみな、事実を述べているか、本当のところ分からないのです。

薬ゼミ生でも自分を偽ってアカウントを作っていたひと、勉強方法を偽る人、受験後禁忌肢を予想する人、、、情報発信者の意図や目的は様々で、それをすべてを鵜呑みにしてはいけません。

情報を、賢く取捨選択できるなら、Twitterを正しく使って合格に近づくと思いますが、

ネットを、頼りにしようとする人は本当に危険だと思いました。

本当に合格したければ、自分が進もうとするやり方で合格した人のツイートを読むだけでなく、個人的にDMする、相手のご了解を得て気が済むまで質問する、ご迷惑でなければLINEを聞く、幸運にも近くにいる人なら会ってお話を聞かせてもらえないかアポをとる、相手の方の社会人としての生活リズムによりますが定期的に進路状況を逐一報告しダメ出しをもらう、、。

これくらいの気合いと気持ちでいかなければ既卒生は上位に入れないし、余裕の点数をとって合格を確信できないとおもう。

やりすぎでしょと思うかもしれませんが、私ここに書いた全てのこと実際にこの一年行いました。

(私のわがままに、約1年、付き合って頂いた薬ゼミの先輩の方には頭が上がりません。。

この場を借りて御礼申し上げます。

ありがとうございました。)

 

 

浪人生で受かるために私が意識していたのは、

 

プライドを捨てる、SNSを見ない、友達と疎遠にする、好きな人をつくらない、友達に甘えない、自分の将来だけに集中する、明日の心配をせず今日に集中する、世間を見ない、家族のために勉強する、予備校内の他人はみなライバルと思う、ネットを頼りにしない、友達との誘いを一旦すべて断る(あまりに疎遠になりすぎて、生存確認されたことあります笑)、泣いても勉強する、自分の悩みや思いをノートに書きまくる、落ちた時のことを考えない、常に明るい未来を意識する、9月が本番と思って完成させる、薬ゼミを信じすぎない、先生を頼りにしすぎない、、

 

 

あまりに自分に厳しすぎて、アドバイザーの人から心配されたこともありますが、笑

これくらいしてちょうどぐらいでした笑

こんな風に、生活しても、合格したらすべて元どおりになりますよ笑

 

 

 

なんか厳しい文章ばかり書きましたが、、笑

わたし自身はここまで強く書くのは、

本当に浪人生活、甘いものではなかったし、あそこまで同じ厳しい受験生活をしてても、合格した人がここまで少ないことが今でも信じられないからです。

 

今年受験するみなさん、コロナに負けず、コロナを言い訳にせず、国家試験是非合格してください!

 

 

 

 

そしてここで

最後のご挨拶を。。

 

 

 

 

いったん、今年度のブログはここで締めとさせて頂きます。

また機会あれば書かせて頂きます。

読んで頂いた方、本当にありがとうございました。

乱文もありましたし、キツイ書き方をしてしまったな、と後悔したこともあります笑

すみませんでした。。

このブログを読んでいただいたのも何かのご縁だとおもいます。

このブログを読んで頂いた方みなさんが、健康に元気にこれからも夢を追いかけられますよう、心から祈っております。

そして、来年受験生のみなさんは、このブログから、何か一つでもヒントを得られたら良いな、、というのが微かな願いです。

今日まで本当に、ありがとうございました。

このブログを開設できてよかったです。

そして、最後なりましたが、わたしを薬剤師にしてくれた、薬ゼミに大感謝しております。

◯◯校の先生方、アドバイザーの◯◯先生。本当にありがとうございました。

あの教室に通えた私はラッキーでした。

これから、薬剤師になるまで支えてくれた家族に恩返ししながら、バレリーナの薬剤師として頑張ります。

 

以上、バレリーナな薬ゼミ生でした!

 

 

バレリーナの薬剤師

改めてわたしのことを書かせてください。

 

まずは先日の第105回薬剤師国家試験、合格発表までひととおり終わり、本年度の国試としてのすべてのスケジュールが終了致しました。

 

合格されたすべての皆様、お疲れ様でした。

おめでとうございます。

 

私は無事に合格していました。

 

私は104回国家試験を受け、217/345で落ちました。

その後薬ゼミで1年過ごし、その時の生活はブログにかいてあるとおりです。

落ちた当時、かなり落ち込みました。

生きている意味などないと思いました。

なんのために薬学にきたのか、この6年なんだったのか、つらくて何度も泣きました。

就職先の方の前で号泣して、いまでも申し訳ないことをしたなと、後悔しているくらいです。。

 

落ち込むだけ落ち込んだら、上がるだけ、

 

と人はよく言います。

よく言ったものですね。

 

いまになって、私もそう思います。

 

浪人生が決まって、本来なら繋がり続けた縁を、わたしはあえて距離を置きました。

行くはずだったところに行かず、

会うべき人にも会わない1年を過ごしました。

 

これだけ書くと、ネガティブに聞こえますが、

今思うと、誰とも繋がらない、自分だけの世界で過ごす1年も悪くなかったし、

 

繋がる縁は無理しなくても必ず繋がるし、

切れる縁はどんな状況であれ切れる、

会うべき人には然るべき時に会える、

行くべき場所には1番ベストな時に必ずたどり着きます。

 

浪人生を始めたときは、何も持たずプライドも捨てていました。

浪人生活を終えたとき、気づくと

 

広い視野と、謙虚さと、まわりへの感謝を持てる人間になったな、

 

と我ながらちょこっと思います。

 

 

 

ここで、はじめてバレエのことをお話しします。

 

 

わたしは、バレリーナの薬ゼミ生と名乗って、

ブログを書きました。

幼稚園時代からバレエを習って、大好きなバレエを続けるために、薬剤師になろうと決めて、この道を進みました。

薬学生時代、浪人生時代、週1回のバレエのレッスンと毎晩のストレッチ欠かさず行ってきました。

バレリーナと名乗りつつ、ここ2年は、1度も舞台に立てていません。

資格をとることに集中したい、というわがままをバレエ教室の仲間や後輩、先生方のご理解を得て、ここまでバレエの舞台に出演せず幽霊部員的な存在でした。

レーニングをしつつ、充電をしていましたが、バレリーナを名乗るには舞台に出なければ

意味がないのです。

なので、バレリーナと名乗っていましたが、バレリーナとしては死んでいるも同然でした。

 

薬剤師になって、やっと、わたしはバレエの舞台に立つことができます。

ここ数年のブランクは非常に大きい。

落ちていく体力と自分の癖を見直すことで精いっぱい。

でも、浪人生活をしていたあの日々があれば、乗り越えられると思うのです。

 

薬剤師免許を目指す第1の旅が終わるということは、

私はバレリーナとしての高みを目指す第2の旅が始まります。

 

バレリーナとして、わたしは少なくとも10年は舞台に立ち続けたい。

できなかった大好きなバレエをもっともっとやりたい。

 

ここから、次の夏の舞台まで、トレーニングとリハーサルの鬼の日々が始まります。

薬剤師としての毎日よりも、バレエに力を入れて重きをおく日々も多いかと思います。

バレエの舞台にはかなりのお金が必要なのです。なので、贅沢はできません笑

結局、お給料はすべてバレエにつぎ込む予定なので、

身の回りや生活スタイルまで充実するまでには何ヶ月も先でしょう。。笑

 

バレエの世界は狭いです。

もし、この読者のなかで、バレエをしている人がいて、何かの機会でお知り合いになれることがあれば、是非声をかけてください✨

薬学トークしましょう笑

 

 

 

これからは、私もまた第2の自己研鑽の日々が始まります。

夢を追いかける皆さんと一緒に、私も頑張ります。

そして、わたしは第106回国試を受けるすべて受験生、なによりも、

薬ゼミ生のあなたを心の底から応援しています。

 

人生100年

まだまだこれから!

思ったよりも人生は長いです。

同じ人生、濃いもん勝ち!